2022年版!ソムリエが選ぶ 白ワイン品種「ソーヴィニヨン・ブラン」のおすすめワイン 10選!

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安くて美味しいソーヴィニヨン・ブランのワインを教えて!

 

ソーヴィニヨン・ブランを使った、ソムリエおすすめの白ワインが知りたい!

 

Yamaguchi
今回は、年間数百種類の「今旬ワイン」を試飲している私、山口が、ソーヴィニヨン・ブランを使用したおすすめの白ワインをご紹介します!

 

この記事で得られること

価格帯別、ソーヴィニヨンブランのおすすめワインが分かる

 

ソーヴィニヨン・ブランの特徴を詳しく解説した記事はこちら↓

 

 

目次

1,000円代のおすすめ「ソーヴィニヨン・ブラン」

 

 

ニュージーランド マールボロ産ワインのパイオニア 「ブランコット・エステート・クラシック・ソーヴィニヨン・ブラン」

ブランコット・エステートは、カリフォルニア大学の後押しを受け、当時ブドウ栽培には冷涼すぎると言われたニュージーランドの南島、マールボロで初めてソーヴィニヨン・ブランを植樹したワイナリーです。実力を裏付ける数々の受賞を経て、世界に向けてマールボロ産のワインの素晴らしさを伝え続けています。

ソーヴィニヨンブランと言えば、ニュージーランドのマールボロ地区。

凝縮したトロピカルフルーツのフレーバーと、後味にグレープフルーツをひとかじりしたような「ほろ苦み」が印象的なソーヴィニヨンブラン。

親しみやすい味わいとコスパの良さは、気軽な家飲みワインにもおすすめですよ!

 

ハイコスパワインの代名詞 チリ産「コノスル ソーヴィニヨン・ブラン レゼルバ・エスペシャル ヴァレー コレクション」

1993年に設立された「コノスル」は新興生産者ながらも、チリ国内の生産規模は上位に入ります。

低価格の普及品ですが、その高い品質は日本でも人気のあるチリワインです。

ソーヴィニヨンブランらしい、ライムやグレープフルーツ等の爽やかな柑橘香が広がります。

口に含めば、弾けるようにフレッシュで果実味豊かな「飲みやすく、誰にでも好かれるおいしいワイン」。

しっかりと冷やしてから、フレッシュな酸味やフルーティーな味わいをお楽しみください。

 

ワインの本場フランスからシーフードに合う白ワインをお届け!「ドメーヌ・デュ・タリケ ソーヴィニヨン」

フランスの新興ワイン生産地として注目されるガスコーニュ地方。

その中でも、「ガスコーニュの革命児」と呼ばれるドメーヌ・タリケは、1912年創業の家族経営(グラッサ・ファミリー)から始まり、元々は、アルマニャックの生産者として創業しましたが、1982年に初めて白ワインの生産を開始しました。

味わいは食事とのバランスを考え、フレッシュ&フルーティさを追求しています。

日本では、魚介料理とタリケ・ワインとの味わいの相性の良さが認められ、日本各地の漁連・漁協から「牡蠣や魚介に合うワイン」として公認を取得しています。

 

 

2,000円代のおすすめ「ソーヴィニヨン・ブラン」

 

世界に、ニュージーランド 白ワインのポテンシャルを認めさせた 「マトゥア ソーヴィニヨン・ブラン」

MATUAはマオリ語で'総本家'。ニュージーランドを代表する品種ソーヴィ二ヨン・ブランをニュージーランドで初めて生産したワイナリーです。

ニュージーランドソーヴィニヨン・ブランのパイオニアとして知られるMATUA創設者、ビルとロス・スペンスが1969年にニュージーランド初のソーヴィニヨン・ブランを植林したのが始まりです。

目的は最も優れたブドウ畑から最高のフルーツをつくることであり、それはニュージーランドのワイン界の革命でもありました。

今日、このワイナリーの挑戦によりニュージーランドは、フレッシュでバランスのとれたソーヴィニヨン・ブランの産地として世界的に有名になりました。

「これぞソーヴィニヨン・ブラン!」と言わんばかりの、柑橘類的ニュアンスがぎゅうぎゅうに詰まった1本。ソーヴィニヨンブランの入門編にはおすすめですよ。

 

カリフォルニアの豊かな太陽を浴びて育まれた「ベリンジャー ファウンダース・エステート・ソーヴィニヨン・ブラン」

ベリンジャー・ヴィンヤーズは、1876年、フレデリックとジェイコブのベリンジャー兄弟によってナパ・ヴァレーで創業された、プレミアムワインを生産するアメリカ屈指のワイナリーです。

カリフォルニアの豊かな太陽を浴びて育つぶどうと、高い技術と長い経験からつくられるワインは、幅広いお客様の人気を獲得しています。

フルーツやハーブの香りと味わいが重なるように融合しています。低温発酵により、はじけるような摘みたてのぶどうのフレッシュさを最大限に引き出しているワインです。

 

チリのブティックワイン「アルボレダ・ソーヴィニヨン・ブラン」

カリフォルニアのロバート・モンダヴィとエラスリス社5代目当主エデュアルド・チャドウィックにより誕生した、チリのブティックワイン「アルボレダ」。

名称はヴィンヤードにたたずむ天然の木立(こだち)から名づけられました。

ぶどう栽培地を自社エステートの単一畑に集約・限定。

収穫量を抑えた凝縮した味わいの果実を丁寧に手摘みし、醸造後にオーク樽にてじっくり熟成させた逸品です。

ミネラルを含んだトロピカルフルーツ、レモンライム等の柑橘類の香りが広がります。

トマトの葉やとうがらしニュアンスが印象深く、新鮮な酸と柔軟なクリーミーさが非常にバランスの良いワインです。

 

果実の凝縮感たっぷり!カリフォルニア産「ジョエル・ゴット ソーヴィニヨン・ブラン」

ジョエル・ゴットは、「有名醸造家に会いたければ、ワイナリーではなくランチタイムにここに行け!」と言われる、ナパの人気レストラン「Gott's Roadside」のオーナーであるジョエル・ゴット氏と、クインテッサやジョセフ・フェルプスなど超一流ワイナリーの元敏腕ワインメーカーであるサラ・ゴット夫人の夫婦が手掛けるコストパフォーマンス抜群のワインです。

低価格なソーヴィニヨン・ブランにありがちな青臭さは、ほとんどなく、きれいな酸味とほんのりとしたハーブ香が食欲をそそる爽やかな白ワインです。

醸造に樽を使わず、和食を含め幅広い食事になじむ繊細な味わいです。

口に含むと、トロピカルフルーツのフレーバーが広がり、中盤にはキリッとした爽やかな酸味が続き、長くきれいなバランスの良いフィニッシュにはルビーレッドのグレープフルーツのノートが感じられます。

 

 

 

3,000円代のおすすめ「ソーヴィニヨン・ブラン」

 

世界中が恋したニュージーランド産ソーヴィニヨンブラン!「クラウディー ベイ・ソーヴィニヨン・ブラン」

世界が「白ワイン」に目覚めた1本。

素晴らしい凝縮感とピュアな果実味を持つソーヴィニヨン ブランで高い認知度を持つクラウディー ベイは、マールボロに最も早く根付いたワイナリーの1つです。

マールボロの地域の特徴を反映した、活き活きとしたスタイルの個性的なワインは、ニュージーランドワインの世界的地位を高めたアイコンワインとして高く評価されています。

パッションフルーツのみずみずしいアロマと、マンダリン オレンジの様な豊かな果実味、ハーブや青リンゴを思わせる爽快さが衝撃的です。

 

 

南アフリカワインの質の高さを感じる「アタラクシア・ソーヴィニヨン・ブラン」

アタラクシアのワイナリーがあるのは、「天国に近い場所」を意味する「ヘメル・アン・アード」。

ポール・クルーバーなどがあるエルギンの南側、より海に近い地区であり、南アフリカで最も冷涼な地域の一つです。

まだまだ歴史の浅い産地であり、各ワイナリーが設備投資の回収が終わっていないこともあって、ワインはやや割高になります。

パッションフルーツ、柑橘、メロン、ハーブなどの香り。味わって驚くのが、香り、果実味、酸味、ボディ感といったワインの各要素が、非常に力強くハッキリしていること。

冷涼産地らしく、アルコール度数は13%以下でソーヴィニヨン・ブランとしては一般的。

しかしながら口に含んだ時の存在感が卓越しており、ソーヴィニヨン・ブランの産地として人気のニュージーランド同価格帯と比べても、単に「力強さ」という言葉では表せない質の高さを感じます。

 

カリフォルニアの銘醸地ナパ・ヴァレー産「アヴィータ・ソーヴィニヨン・ブラン」

シカゴ大学で講師を勤めていたウォーレン・ウィニアルスキ氏がネイサン・フェイ氏と出会い、1970年にスタッグス・リープ・ヴィンヤードを取得しワイナリーを設立しました。

ワイン名のアヴィータは、ギリシャ神話で「水の神」を意味する言葉です。

オークノールの自社畑を中心にナパの中でも冷涼な長期契約畑かブドウを厳選。

ハーブ香と果実味、力強い骨格、樽熟による複雑な旨みが魅力的なワインです。

 

 

 

まとめ

 

今回は、爽やか系白ワインの代表「ソーヴィニヨン・ブラン」のおすすめワインをご紹介しました。

各地域の気候や、生産者のこだわり等によって、同じ品種ソーヴィニヨン・ブランでも、風味は変化し様々な表情で楽しませてくれます。

ご紹介したワインのそれぞれの個性を楽しんでみてはいかがでしょうか♪

 

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2022年度版!白ワイン品種「ソーヴィニヨンブラン」の特徴とおすすめワインをソムリエが解説します!

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